中秋の名月
十五夜は満月じゃない?
中秋の名月 撮影:2008-09-14 23:11
旧暦八月十五日を中秋の名月といって団子やら月見酒を楽しみます…
ちょった待った!
2008年の9月14日は満月ではないんです!
本当の満月は翌日です。
2008年の9月15日午後6時頃ですよ~
知っててよく見れば左上が欠けてる事が分るでしょ…
まあ、お祭り行事なんで満月であることより暦の上での「十五夜」であるほうが重要。
しかし、この時期は晴天率が低いのに月見をするのは何故か?
中国から伝来したのが原因です。
あちらはこの時期に秋の長雨も無いし台風も上陸せず上々の秋晴れが期待出来ますからね。
なお日本の古い文献ではこの日の晴天率が10%以下だったそうですよ!
当然のように2008年も雲の隙間を狙って一瞬のシャッターチャンスを待ちました。
願いが通じたのか時折雲が切れ無事に撮影出来ました。
↑アップしたのはホワイトバランス=電球モードで青みを強調して撮った一枚です。
最大画素数 3,456 x 2,304 ピクセルで撮影後に、PC で 444 x 444 ピクセルにトリミングしました。
縮小および拡大は使用していません。
撮影:2008年09月14日23時11分
CANON EOS Kiss DN
CANON ZOOM LENS EF100-300 1:4.5~5.6(APS-C換算 160-480mm)
ズーム:最望遠側で撮影
オートフォーカス:off
撮影モードダイヤル:M(マニュアル)
シャッター:1/60秒
絞り:4.97
ホワイトバランス:電球
ISO感度:100
色空間:sRGB
これが本物の満月です! 中秋の名月 2006年撮影
※この色の違いは、こちらはホワイトバランス「AUTO」で撮影…
CANON EOS Kiss DN
CANON ZOOM LENS EF100-300 1:4.5~5.6(APS-C換算 160-480mm)
撮影モードダイヤル:M(マニュアル)
ホワイトバランス:オート
私って中秋の名月が大好きみたい… 2007年… 酔って覚えてない…(笑)
撮影:2007年9月26日0時11分
CANON EOS Kiss DN
酔っぱらい!嫌だねぇ…ピントが合ってないもんなぁ。
豆知識
中秋の名月、旧暦八月十五日の十五夜の月見は中国より伝来したものですが、もうひとつ旧暦九月十三日の十三夜の月見は日本独自の風習です。
私が育った東京の下町では、十五夜の月見をして、十三夜の月見をしない事を「片月見」といって嫌います。
好きな人を十五夜の月見に呼べば成り行きで十三夜にもう一度逢えるという…これ使えますね(笑)
十五夜は「芋名月」、十三夜は「栗名月」や「豆名月」と呼びます。
さて、前述のように十五夜は晴天率が低いのに対し、十三夜の夜は晴れることが多く「十三夜に曇り無し!」と云われます。
2007年の十三夜は10月23日(火)、今年の2008年は10月11日(土)でした。
ちなみに来年の2009年は10月30日(金)ですから、忘れないようにね♪
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