W3C HTML 検証
「Another HTML lint」 の本家が消えてしまいましたが、その後、数多くのミラーサイトがサービスを提供しています。
検索すれば上位に出てくる、「 Another HTML lint 5 」も、そのひとつで、手順は「URL」を入力して、バージョン欄の「HTML5」を選ぶだけ、文法エラーの詳しい説明がとても親切です。
ほかに、chrome ブラウザのアドオンを使って検証する方法ですが、頻繁に使うヘビーユーザーに向いてるかも、手順は、検証したいページを chorme ブラウザで開いてボタンをクリックするだけ、お手軽だけど、アドオンと chrome ブラウザのインストールが必要です。
当ホームページでは、各ページに w3c のリンクを組み込んでいます、この方法を使い始めてから10年以上になるかも、最初は意地になって 100点 満点を狙ってましたが、多忙な仕事にかまけて疎かになり、途中から長いこと当ホームページを放置してました。
その後にタブレットやスマホが登場、そして、ネットサーフィンする人の過半数がスマホを使う時代が到来、すると、現在では、スマホに未対応なサイトは、0点 どころか、なんと Google 検索の対象から除外ですって…涙
それで、老体に鞭打って、サイトリニューアル、頑張るしかないのとちゃいますぅ~汗。
まぁ、完璧な SEO 対策のウェブサイトが検索上位に入っているかというと、そうでも無いと Google が明言してるので、100点満点に拘る価値は薄いのかも、時間と体力のムダなのかも、ほどほどにしようと思うこの頃です…笑
- お詫び
- この内容は、20年近く前の記事なので、現代には、そぐわない時代遅れな内容を多く含んでいますので、「へぇ、昔はそんなだったのかぁ」てきな回顧録として懐かしく思って頂けたら幸いです。
- はじめに
- これまで徹底して正確で綺麗なタグを書けよう拘ってきました。
誰かに褒めてもらえるでもなく…単なる自己満足です。
2009年7月5日のチェックで DTD 違反の修正がすべて完了しました。
当サイト内の全ファイルが HTML 4.01 Transitional での減点ゼロとなりました。
- “Another HTML-lint” のインストール
- 以前はゲートウェイサービスのハイパーリンクを利用してましたが、現在はローカル環境で cgi として動かしてます。
稼動中の CentOS の自宅サーバー機に(その他のリナックスでも RedHat 系ならほぼ共通でいけるはずです)“Another HTML-lint” をインストールしてクライアントPCからアクセスして使っています。
一番のメリットとして接続待ち時間が解消されました。
- ダウンロード
- まず、本家サイトより、“Another HTML-lint” をダウンロードします、
三つ並んでる内の真ん中の LZH 圧縮ファイルがリナックス用です。
「全部盛り」が欲しいので一番上のやつを選択。
ダウンロード後に、+Lhaca 等の解凍ソフトで解凍します。
更に、“Jcode.pm” を Openlab 等よりダウンロードします。
解凍後はいっぱい並んでますがその内の “Jcode.pm” だけを“Another HTML-lint”のフォルダに一緒に入れておきます。
- 追加
- 他には、
Apache
perl
libwww-perl
perl-CGI
が必要らしいが、我が家ではウェブサーバーの導入時点で既に4点ともにインストール済みでなおかつ起動済みと思われる。
と云うのは、とりあえず、“Another HTML-lint” と“Jcode.pm” を入れただけで動いてしまった。
- ディレクトリ
- アップロード先のディレクトリは通常の cgi-bin または CGI の動作を許可したディレクトリならどこでも可。
- アップロード
- FTP でアップロードする際にアスキーモードとバイナリモードの自動識別に失敗しないように手動で慎重に転送する。
gif 画像のみバイナリで転送する。
それ以外は全てをアスキーで転送する。
- htmllint.env
- htmllintenv は拡張子の変更が必要。
※ htmllint.env
あとでログのためのディレクトリを作成する。
( 所有者 apache パーミッション 705 )
# mkdir /var/log/htmllint
# chown apache:apache /var/log/htmllint
# chmod 705 /var/log/htmllint
- パーミッション
- ディレクトリを 705 にする、
cgi ファイルも 705 にする、
それ以外は全てを 604 にする。
- perl のパス
- エイリアスを確認。
いちどエイリアスを初期設定で実行していれば今回はいじらなくても大丈夫。
- 完了
- あとは普通にローカル環境の呼び出しすればOK!
例
http://192.168.0.255/・・・/htmllint.html
- 余談
- 文字化けですが、Another HTML-lint は ISO-2022-JP なので、呼び出す HTML ページには言語を charset=ISO-2022-JP で指定する必要があります。
Shift-JIS ではありませんので注意します。
同梱されている HTML ページはもちろん charset=ISO-2022-JP になっているのでそのまま使えます。
我が家のウェブサーバー環境では言語についてはとくに設定の変更や追加等をしないままで文字化けの問題なく表示されています。
※トラブル発生について
もしも文字化けしてしまうようであれば htmllint を入れたコンテナのディレクティブに“AddDefaultCharset ISO-2022-JP”を追記すれば回避できるらしい?のですが試してないので結果は不明です。
(後日の参考のため記す…)
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