デジカメの小技
ホワイトバランスで色を操るテクニック
熱海の夜、浜辺が綺麗な青色の照明に浮かび上がります。
有名な照明アーティストがムーンビーチをまるごとブルーにライトアップしました、それは見事なまでの美しさに誰もが感動しますよ。
花火が終わり、深夜の散歩、まるで異国の海岸を歩いてる気分になりました。
若い人たちが賑やかにはしゃぎながら携帯カメラやデジカメで撮ってますが…
残念!
「オートホワイトバランス」が青を白に!
普段は非常に優秀でありがたい機能ですが…
こいつが、きっちり働いて、青色を軽減しようと頑張って、昼光色っぽく修正してくれるのです!
これ、熱海の撮影では困る、っていうか余計なお世話で嬉しくない!
さて、もう、お気付きでしょうか?
この「ホワイトバランス」を手動で設定して色を操れたら楽しいと思いませんか?
初心者には驚きですがけっこう前から既に使われていたのです。
代表的なのが夕焼けがイマイチの時に意図的に「赤」を強調したり…
青空をもっと青く撮りたいとか…
「ホワイトバランス」の変化は下記のとおり…
7000 屋外(日陰)
6000 屋外(曇天)・ストロボ(発光)・屋外(逆光)
5200 屋外(晴天)
4000 室内(蛍光灯)
3200 室内(電球)
※ 太陽の光の標準的な色温度が5200度です。
「日陰」モードで撮影すれば、赤が強調されます。
※ 例:夕焼けをもっと紅く!
「電球」モードで撮影すれば、青が強調されます。
※ 例(1):ブルーのライトアップをより青く!
※ 例(2):海の青を強調したい!
ただし、あくまでも着色と同じ効果なので全体のトーンに影響します。
人物の顔が病的な青白い雰囲気になったり…
洋服が変な色に写ったり…
気をつけながら色々と試してみて下さいね。
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