パソコンを自作すればお金の節約と壊れ知らず!
1号機
自作パソコン 1号機 のマザーボードのサウスブリッジ周辺のコンデンサーがちょっぴり膨張してるのを発見!使っていた BIOSTAR-P4M900 は当時のマザーボードとしてはローエンドクラスながら動作も安定していてお気に入りでしたが既に使用年数が5年になるのでそろそろ寿命なのでしょう。
たしか、サウスブリッジは CPU とハードディスクを繋ぐ役目を担うチップセットだと何かで読んだ記憶があります。
eSATA のカードを挿して 2台のハードディスクで RAID 構成して使いましたので、サウスブリッジには常時かなりな高負荷が掛かってたと思います
この状態で5年も使ったのだから十分に元は取れました・・・ BIOSTAR-P4M900 5年間お疲れ様でした(((合掌)))
マザーボードの膨らんでるコンデンサーの3個くらい、仕事が休みの日に丸1日ゆっくりやれば交換も出来ます、私こういう神経を遣う半田付けの工作って、けっこう性に合ってるんですが、手間暇かけて直すより、この機会に、5年前の Pen 4 世代のスペックにサヨナラしたいのが本音です^^;
2号機
2号機を作ることに決心しましたが、1号機に組み込んだパーツを全部捨てるのはもったいないですね。
とはいえ、この機会に、高速で静音かつ大容量なデスクトップパソコンを作りたいものです。
どうせなら、マザーボードを入れ替えるついでに、CPU を Pentium 4 から最新の CPU にグレードアップすることにします。
ついでに、メモリーも DDR2 2GB から DDR3 8GB に増やしたい・・・って、そう!この時点では 32bit では 4GB の壁があることを私は完璧に忘れてます。 ←壁と璧の違いに気付いて驚く私でした~うふっ^^;
ハードディスクも 1TB x 2台に入れ替えたいし、欲張ればキリがないですね。
まだ使えそうで残そうと思うパーツは、400W の ATX電源と、DVD-CD RWの光学ドライブの2点だけでしょうか・・・^^;
今まで使ってる周辺機器すべてを継続して使用できるようにしたいので、Windows 7 ではなく Windows XP のほうが私にとっては都合が良いし何より安心感があるので、1号機の Windows XP Home SP3 を、新しい 1TB のハードディスクに丸ごとコピーして、2号機でも以前の使い慣れた環境をそのまま使い続けることにしました。
本機を作る際に一番気をつけた点は、夏の室温40℃以上でも悪影響を受けない熱対策を施して主要パーツの寿命を延ばし、その結果としてコストパフォーマンスとメンテナンスフリーを両立させて、安心してデータや画像をたくさん保存できるパソコンを完成させることです。
性能については、最新の CPU ならエントリークラスでもどれでもいいと私は思う、3D のゲームをやらない私の場合は PC にとって画像編集ソフト Photo Shop が最も負荷が重いはず、これが前より飛躍的にスムースに動くとなればもうそれだけで大満足ですよ(笑)
まず最初にデュアルだのクァッドだの沢山ある CPU の種類で迷いました。
同じ予算なら intel よりAMD のほうが高性能なのでとても魅力的でしたが、AMD の CPU とマザーボードの組み合わせを悩んでるうちに疲れて休憩・・・結局のところ今まで使い慣れてる intel にしちゃいました・・・次こそ AMD にしようと思いながら(笑)
さて、肝心のパソコン内部の発熱をどうするかですが、CPU クーラーは、優れた冷却性能で高評価を得ている Scythe の NINJA 3 に決めました。
サイドフロータイプ 12cmファン搭載の超巨大で超重量級なので取り付けも面倒で大変ですが、すご~く良く冷えるので大満足です。
ファンコントローラーが付属していて Lo と Hi の調節が可能で秋~冬~春なら Lo にして聞こえないほど静かですし、夏の Hi でもそこそこの静音運転が期待できます。
( 私の場合は、3D のゲームに興味が無いので、水冷 CPU クーラーは選択肢から外しました。)
ハードディスクを冷却する手段はこれまで同様に 磁気浮上タイプの静音8cmファンを取り付けて直冷方式で確実に冷やします。
ファンを取り付けるのには 3.5"HDD 吊り下げ用ブランケット“ Owltech OWL-BRA303FB ”をケース底面に据え置きして使用していますが手軽なわりに冷却効果が絶大なので皆さんにもお奨めです!
SSD も組み込む予定でしたが、忙しいので、ハードディスクを使った基本構成のままとりあえず使用中です。
ノースブリッジは、後部の12cmファンに接近してるので空気の流れがありそうですが、サウスブリッジのほうは孤立しているので熱が溜まりそうで不安な感じですね、今は指で触っても温い程度ですが、夏は指で触れないほど熱くなりそうなので、ヒートシンクに AEROGATE の温度センサーをつけて監視し、今後もしも60℃を超すようであればチップセット用のヒートパイプのついたクーラーと交換しようと考えています。
取り付ければ 60℃ を 35℃ まで下げられるはずです。
OS は、ハードディスクから SSD へ お引越ししたほうが今より格段に高速になるので、後で暇ができたらやります、起動ディスクの変更はよく失敗しますから慎重に丁寧に・・・苦笑^^;
では、今回の、2号機を作成するにあたり、最低限揃えなければならないものを紹介します。
パーツ名 | 製品名 | 実売価格 | 最安値 |
PCケース | Micro ATX ミニタワーケース | ¥4,500前後 | ¥2,480 TwoTop |
電源 | Huntkey BalanceKing 400W | ¥4,000前後 | ¥3,980 ARK |
マザーボード | ASUS P7H55M | ¥8,500前後 | ¥5,980 BestDo |
CPU | intel Core i3 550 | ¥11,000前後 | ¥10,580 PCIDEA |
メモリ | PATRIOT DDR3 2GB x 2枚 | ¥4,000前後 | ¥3,370 クレバリー |
SSD | intel SSDSA2CW080G310 | ¥15,000前後 | ¥14,490 ARK |
ハードディスク.1 | Seagate ST31000528AS 1TB | ¥5,000前後 | ¥3,980 TSUKUMO |
ハードディスク.2 | Seagate ST31000528AS 1TB | ¥5,000前後 | ¥3,980 〃 |
DVD光学ドライブ | DVD-CD Multi Drive | ¥3,000前後 | ¥1,968 あきばお~ |
ブルーレイドライブ | Blu-ray ROM Drive | ¥5,500前後 | ¥4,780 ARK |
OS | Windows XP HomeEdition 32bit | ¥12,000販売終了 | ¥9,800 完売 |
ディスプレイ | DELL 19inch LCD Monitor | ¥12,000前後 | ¥12,000 直販BTO |
マウス | Microsoft 5 Button Mouse | ¥3.500前後 | ¥2,680 amazon |
キーボード | Logicool Cordless Keyboard | ¥3,500前後 | ¥2,758 ドスパラ |
これが今回の MicroATX ミニタワーケース 2号機 ディスクトップパソコンのパーツ構成です。
PCケース
これまで使用していた自作パソコン 1号機の micro ATX ミニタワー型ケースを流用しました。
今回はフロントおよびサイドのメッシュ部分を金切り鋏を使って大胆に切り取って空気の流れを更に強化しました。
電源
これまで使用していた ATX 電源ユニットがもったいないので流用しました。
Huntkey BalanceKing 400W ローエンドでありながら口コミの評判も良いし問題なく使えますよ。
マザーボード
固体コンデンサ採用の中級クラスなので故障も少なく最初高くても長い目でみればお得です。
このマザーボードは口コミでも高評価なので私も安心して選びました。
CPU
プロセッサの速度は値段に比例します、3D ゲームをやらないならエントリーモデルでも十分に足りるはず、あまり真剣に選ばなくてもとくに問題ないでしょう^^;
CPUクーラー
このクーラーの良し悪しが CPU の性能や寿命に大きく影響します。
付属の純正クーラーでは猛暑の夏には冷却不足になります。
メモリ
Windows XP 32bit の場合は載せられる最大値が 4GB 迄です。
システムのプロパティを調べたら実際には 3.45GBしか認識されてません 0.5GB が無駄になってるんですね^^;
アプリケーションへの割り当ては 2GB という話です。
( 3D ゲームをやらない私の場合は 2GB あれば十分に余裕なので、まぁいっかぁ…笑 )
ビデオカード
オンボードのグラフィック機能が優秀なのでとりあえず不要です…可能な限り拡張カードを使わずにエコしてます。
( 3D ゲームを高画質な画面で遊びたい人には必需品です。)
ハードディスク
デジカメで撮った写真の保存場所としては大容量ハードディスクに勝るものは無いですね。
これまでは 125GB ~ 500GB の外付けハードディスクドライブ数台に種類別に分散して保存していましたが、今回は 1TB のハードディスクを 2台内蔵して、全部まとめて一括管理したいと思います。
SSD
ハードディスクに比べて非常に高速です。
データの保存には不向きですが OS とアプリケーションを動かすには最適です。
今回は忙しいため組み込む時間がなく後回しになりました。
DVD-CD光学ドライブ
DVD-CD マルチドライブは 1号機から流用します。
Blu-rayドライブ
ブルーレイ対応にするため 2号機には Blu-rayドライブを追加しました。
書き込みの必要が無く読み込みの機能だけが欲しいので ROM ドライブを選びました。
OS(オペレーティングシステム)
これまで使用している周辺機器すべてを継続して使用できるようにしたいので、Windows 7 ではなく Windows XP を継続使用します。
Windows 7 で Windows XP を動かす “ Windows XP モード” もありますが、実際には XP 専用の周辺機器の多くが動かないし、新しい Windows Virtual PC 仮想化にしても制約が多く導入も煩雑なため 今は Windows 7 へは移行せずに Windows XP を使い続け 2014年サポートフェーズ終了で Windows 7 の後継 OS に移行する予定です。
自作パソコン 2号機に、今で使っていた Windows XP Home Edition を入れても認証が通らないとアキバの2軒の某ショップでダメ出しされましたが、時系列をきちんと継承したら意外なほど簡単に通りました。
マイクロソフト社は販売戦略で Windows XP Professional と差別化するため Windows XP Home Edition はマルチプロセッサ非対応にしました。
ですが 自作パソコン 2号機の Windows XP Home Edition では、intel CORE i3 550 を、デバイスマネージャが ACPI マルチプロセッサ PC と認識して #0 #1 #2 #3 と4つに分けて表示されました。
監視アプリケーションの温度計測でも、4つのマルチタスクプロセッシングの其々が別々に変化しています。
Windows XP Home Edition でマルチプロセッサが正常に動作してるという不思議な現象です。
ならば、マルチプロセッサとデュアルコアの違いって何?
残念ながら私にはそこまで理解できません…汗^^;
ディスプレイ
とりあえず映ればLCDでも何でもかまいません^^;
これまで使用していた 19inch液晶モニターをそのまま流用しました。
マウス
私はマウスにもとくにこだわりませんが、Microsoft Confort Optical マウスについてる「拡大鏡」が、デジカメ写真のピント確認や、GIFバナー制作時など、ピクセル単位までズームしたい時にとっても便利で気に入ってます。
今回購入した Microsoft intelimouse explorer はサイドボタンが2つになって更に使いやすくて良い感じです。
キーボード
キーボードであれば何でも良いです、タッチ感覚もとくに気にしません^^;
これまで使用していたキーボードをそのまま流用しました。
CPU とハードディスクの温度計測のデータです。
天気 : 15℃
室内 : 18℃
CPU : 22℃ ( Max 28℃ )
HDD : 24~26℃( Max 28℃ )
天気は関係ないですね・・・まあ何となく気温も調べてみました^^;
さて、気になる室内の温度とパソコン内部の温度の状態ですが “プラス10℃以下” となり非常に満足です。
ほぼ作成前の予想通りの良好な実測値にホッとひと安心です。
これで猛暑も怖くないぞ!
この時間の気温 15℃ でした。
パソコン周辺の温度は 18℃ でした。
パソコン内部の温度は CPU が 22℃ ハードディスク 1 が 24℃ ハードディスク 2 が 26℃ 最大値でも 28℃ を超えることなく良い出来と思います。 ( 2011年4月24日 )
その後、気温が高い日でも 28℃ を超えることはありません、CPU を、4 Way Multi Task Processing で別々に計測してもこの画像のように 28℃ が最高でした。 ( 2011年5月5日 )
Last Updated May 5, 2011
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