花火の写真を綺麗に撮るコツ!

※ 2004年の機材も技術も今では時代遅れ・・・古い記事ですが懐かしく想って観て頂けたら幸いです。
■ はじめに
花火をきれいに撮ってみたい…誰でも思いますよね。
高級一眼レフカメラもテクニックもなくたって、コンパクトデジタルカメラでもそこそこに撮れるんです。
実は私の板橋花火大会フォトコンテスト入賞作品は CANON Powershot A70 なんと2万円台のお手ごろ価格のコンパクトデジカメだったんです。
デジカメ初心者が打ち上げ花火を撮ってみてそこそこの写真が1~2枚あれば良いなくらいのお望みならこのページを読んでみて下さい。
専門的に学んだ事が無いので独学で覚えた浅い知識ですが私なりに撮影のコツをお伝えしたいと思っています。
■ 学習
最初の撮影技術の勉強なんてインターネットで調べて覚えたのはせいぜい3つ、
(1) シャッター速度 3秒~10秒
(2) 露出の絞り値 f8~f11
(3) 焦点距離 ∞(無限遠)
こんな程度であとはぶっつけ本番とにかく撮りまくってモニターでチェックして失敗と成功を繰り返して覚えようという魂胆…まったくの能天気、でも撮れちゃったもんねぇ… あははっ(笑)
あまり難しく考えずにじゃんじゃん数をこなせば必ず上手になるって!
■ 夏以外の花火
プロ並みのポスターみたいな凄い写真を狙おうなんて無茶を考えてませんよね?
そこそこの写真を夏の思い出に残せれば良いって程度でしょ?
だったら一夜漬け勉強でも大丈夫ですよ! 頑張ってみませんか?
9月の片貝まつり (世界最大四尺玉) ならこれから旅の準備しても余裕でしょ。
     ※ 行ってきましたよ! ほんと最高! 感動の連続! 四尺玉は凄かったっす!
10月の土浦全国競技花火大会(日本三大花火競技会のひとつ)も今から間に合いますよ♪
■ 小技
花火大会の会場では写真愛好家たちが様々な撮影方法やら道具の工夫やら傍で拝見するだけでもとても参考になります。
そういった役立つ小技もこのページで掲載していきます。

 

大切な“風”の話…

■ 撮影場所
風の向きを見誤ると悲惨な結果に!
天気予想図から撮影時間の風向と風力を判断します。
当日は撮影場所を考えて朝から場所取りします。
有料の前売り指定席を予約で買う場合は神に祈るしかない(笑)
■ 風向
煙の影響を受けない風上がベスト!
■ 風力
強風 →強い風が吹くと花火が大きく開かず、たとえ風上から撮影できても外輪が後ろに流れて花火本来の美しい広がりは期待できない。とりあえず練習に徹するか、いつもと違う撮り方を試すのがよいかも?
風上なら煙の無いクリアな状態なのでこんな日はアートっぽい作品にトライする良い機会かも…
弱風 →風上からでも横からでもOK!ただし微風ほどの美しくて真ん丸な花火は期待できない。
微風 →風上からが最高のチャンス!美しい広がりが楽しめる。横からでは煙が流されずに残って邪魔かも?
無風 →撮影は諦めてビール飲みながら見物するのみ!
ということでベストは微風の風上ですが美しい花火を撮りたいなら更にひと工夫せねば?
たとえば、競技会を狙う…
ひとつの尺玉を打ち上げた後の次の打ち上げまで煙が流れるのを考慮して大会が進行します。
これだと超初心者でも撮り易いですね!
東京近郊では土浦の花火がイチオシでしょうね。
まだ花火を上手く撮れないとお嘆きの方はぜひ一度撮ってみてください。
会場も広くて、撮れる場所も多いと思います、場所取りが楽なのは嬉しいですね。
花火撮影の初心者にとって撮り易くて最適な環境だし、ベテランにとってもこの競技会用に特に丁寧に製造された尺玉が撮りたいでしょうし、また、新作を他の人より早く撮ろうと狙ってる人も多いはず…
とにかく、煙が消えてから次を打ち上げるとこが、間断なく打ち上がる大会と違って一発づつを綺麗に撮れますが、しかし、観るだけの客には間が空き過ぎて面白くないよ(笑)

 

ちょっと真面目な話…

■ 露出 
絞り値が分らない時はとりあえず F8 か F11 で撮ってみる…
撮ったら液晶で確認して絞り値を修正して次を撮ってみる。
これ以上に開ける(数字を小さく)ことは無いはずですが、もしも、明るくて色が飛んでしまったら絞り(数字を大きく)ます。
打ち上げ花火なら絞りは F8 か F11 が基本ですが、スターマインは F22 でも必ず真っ白に色が飛んでしまう(白とび)ので NDフィルターも必要になります。
(NDフィルターとはレンズを通る光量を落とすフィルターです。)
ただし、プロカメラマンがスターマインを撮る場合は何枚もに撮り分けて後で合成してるようです。
■ シャッター速度
バルブ撮影(B)で三脚とレリーズを使用するのが基本。
とは云ってもコンパクトなデジタルカメラ (店頭ではコンデジとも呼ばれてますね) ではバルブもレリーズも無いですよね。
でも諦めるのは早い! もし貴方のデジカメに、
・スローシャッター撮影モード
・三脚取付け可能
・セルフタイマー
があれば十分に花火撮影を楽しめます。
私のフォトコンテスト作品もこの条件の安いデジカメだったんです!
では、実際にデジカメでの花火写真の撮り方ですが、
1)ストロボ : 必ず OFF に設定
2)スローシャッター : 状況により 10~15秒 に設定
3)セルフタイマー : 可能であれば 2 秒に設定
4)距離 :  ∞ に設定します ( AF では光量不足で測距不能)
5)絞り : F8 か F11 どちらかに設定します(スローシャッター15秒ならF11が良いでしょう)
三脚はがっちり固定して、万一ふらつくようなら応急処置として石か砂か土を入れたレジ袋を重石がわりにぶら下げましょう。
セルフタイマー開始のタイミングは花火の発射の閃光が見えたら押します。
2 秒後にセルフタイマーが切れてシャッターが開いても未だ数秒間は花火の爆発まで間があります、
花火の芯が明るすぎる場合は帽子で覆ってその瞬間を避ける事も出来ますが…
当日配布されるプログラムを読んでもタイミング判断がめっちゃ難しいです。
( とりあえずこれはやらないことに…)
なんて思っている内に花火がドーンと!
あっという間に咲いて散る、適当に見切って、次の打ち上げが中途半端に入らないように…
ここで帽子で覆って余分な光を遮断します。
レリーズなんて無くたって代わりに帽子でレンズを覆っちゃえばぜんぜんOKでしょ。
例のコンテスト写真は花火に見とれてうっかり長時間撮影やりすぎたお陰で傑作が撮れた… おそまつ(笑)
さて、10秒か15秒かは、花火をひとつだけ狙って撮るなら5~10秒で十分です。
一枚に2発~3発の花火を入れて賑やかな写真を狙うなら15秒が良いでしょう。
ただし15秒だとノイズも多く出て画質劣化するし、周辺の景色も明るすぎて失敗する可能性が大です、
煙も見た目以上にかなり明るく強調されて写り込みます、必ず花火が始まる前に試し撮りしてモニターで確認して下さい。
15秒だと空も真っ黒にはなりません、かなり不自然な赤みを帯びた明るい空に映ります。
事前にプロカメラマンの写真をウェブサイトとか駅構内の観光ポスターなどで検討して自分の好みを探ってください。
とりあえず、その他は全て標準またはオートに設定して構わないと思います。
私もデジタル一眼カメラを買うまではほとんど標準またはオートに設定でした。
余談ですが、黒く塗った厚紙を遮光板として使う人がいますが万一にも後方に街路灯などがあれば、
( ほとんどの会場にあるはず…)
その光が反射して悪影響します。
帽子ならその心配ないし、手を離してもOKだし、私は内側が真っ黒い帽子を愛用していました。
私が使ってた CANON Powershot A70 くらいでも性能十分満足でしたよ~。
カメラまかせの自動露出と違ってある程度の経験積まないと白とびやアンダーなんて失敗は当然たくさんやりました。
一枚撮るたびにモニターでの確認が重要です。
最近はデジタル一眼カメラの CANON IOS Kiss を愛用中で帽子を使わなくなりました!
■ ピント (フォーカス)
カメラの種類を問わず、ピント合わせ不要の固定焦点となります、
(夜の暗闇ではオートフォーカスは距離を測れませんからね…)
マニュアルフォーカス(手動)を使います。
∞ (無限遠)でOK!
ただし、撮影者の好みににもよりますが会場全体を入れて撮りたい場合は風景~花火の両方同時にピントを合わせなければなりません
フォーカスリングを廻して調節します。
ちょっと戻したくらいでパンフォーカス状態になります (私はこの状態での撮影が好きです)
このままでは撮影本番中にうっかりフォーカスリングを動かしてしまって焦りかねません…
そこで役に立つのがガムテープ (剥がした後で粘着の残らない養生テープを使うべきです)
暗がりでのピント合わせは非常に困難か全くの不可能と思ってください。
■ ISO感度
花火撮影はNDフィルターを使う場合もあるくらい意外にもけっこう明るいんです。
ISO50~100など設定できる一番低い数値を設定します。
( ISO200以上にするなんてまずありえないです。)
逆にレンズを通る光量を落とす為のNDフィルターの2番または4番を持っていると便利です。

 

機材うんぬん四方山話です…

■ カメラ
私の愛機は、CANON Kiss D N です。
このクラスのデジタル一眼カメラには、昔みたいな ISO のダイヤルが無いんですねぇ。
露光を、暗闇の中で、ボタンを押して変更するなんて時間が掛かって無理です。
当然のこと、暗めの花火は露出アンダーぎみ、明るめの花火はオーバーとなります。
ゆえに私は、同じくらいの明るさの花火だけを狙います。
でも、マニュアル露出がちんぷんかんぷんなデジカメ初心者に非常に有難い必殺アイテムがあります。
それは、AEB(ABCも同じ)オートブラケットです。
元々はリバーサルフィルム向けの機構です。
一度のシャッターで自動的に露出値の違う3~5枚を撮影します。
つまり、露出を下げた1枚も、露出を上げた1枚も、同時に撮影されるので、露出での失敗が減るのです。
せいぜい数十枚程度しか撮らない人には絶対にお勧めです。
ただし、大量に保存される画像フォルダにうんざりするかも?
私は撮影後に良く撮れた写真を選ぶときにあまりにも煩雑すぎてしんどいから滅多に使いません。
だから、失敗ばかりで帰宅後に後悔することも多いですが(笑)
ちなみに、具体的に云うと、暗めの花火である「和物」は F8 でも暗すぎます。
逆に、スターマインは明るすぎて、 F11 でも白飛びして NG です。
初めてオートブラケットを使うならマイナスもプラスも最大値で試して下さい、結果を見比べて次の本番に合わせて調整します。
Kiss D N には幾つかの不満もあります。
ファインダーが実画像じゃなく極端に狭いとか…
液晶が小さくて見づらいとか…
ですが逆に入門機しかも旧型でそこそこの写真が撮れちゃった時の喜びこそ自己満足の極みです。
 (本音では新しいの欲しいけどレンズを3本も買ったばかりなので暫くは我慢!)
さて、一眼レフを持ってない人は、しようがないからコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)で頑張って下さい。
必ずしも高級モデルとか最新モデルである必要はありません。
花火モードがあれば便利ではありますが、逆に手ぶれ補正のIS機能や感度のISO自動切換えは必ずoffに変更します。
間違っても顔識別測光や小顔&美肌をonにしたままなんて百害あって一利なし(笑)
次の機能が備わっていればぜんぜんOKです。
   オートフォーカス(AF) ←→ マニュアル(M)   ※測距(ピント)を手動に切り替える。
   AEモード(AUTOまたはPなど) ←→ マニュアル(M)   ※測光(露出)を手動に切り替える。
次の機能は無かったら代用手段でも撮影可能です。
バルブ撮影   シャッター速度(T)を長時間(3~15秒)で代用し、黒いもので遮光して撮る!
レリーズ   状況によりリモコンまたはセルフタイマーの2秒を使う事もあるが無くてもOK!
・・・etc
実際の撮影での設定は上にも詳しく書いてますので参考にして下さい…
■ レンズ
一枚の写真のなかにその場の夜景と花火を一緒に写しこむなら焦点距離 18~55ミリ (APS-C) または 35~70ミリ (35ミリ) 程度のズームレンズ一本で間に合うでしょう。
広角で会場全体の景色を出来るだけいっぱい入れるか、標準~望遠で背景の一部のみを取り込んで写すかは、好みでしょうし、初心者の私が語るには難しい話題なのでやめときます
■ 三脚
三脚なしでは撮影難しいですが…
花火大会を見た記念に1~2枚撮る程度ならがっしりしたテーブルなどにしっかり押し付けてセルフタイマーで撮ります。 どんな写真が撮れるかは運次第のカメラまかせですが(笑)
さて、三脚ですが、頑丈さは当然のこと、会場によっては立って構えた時に目の高さまで伸びる事も重要です。
最近の軽い三脚ではわざわざ別売のストーンバッグを買い求めてそれに手荷物など乗せて重くして安定させるのも重要なポイント!
まぁストーンバッグなんて買わなくてもコンビニのレジ袋と適当な紐でも代用すれば間に合うから一度お試しあれ…
■ レリーズ
レリーズが無いコンパクトデジカメでも 「長時間露光(マニュアル)+黒い布」 で代用すれば花火写真を撮れます。
ただし、シャッターボタンから手を離した後の揺れがけっこうきついので2秒のセルフタイマーがあればそれを併用するとブレ防止に効果絶大です。
■ 雲台
二尺玉や三尺玉ともなると大会のメインですから打ち上げ前後に間が空いてタイミングもつかめて比較的に撮り易い被写体です。
とは云っても非常に高く上がる二尺玉や三尺玉を撮影画面一杯に写し込むには、尺玉で高さ300~330メートル直径300メートル、 二尺玉では高さ500メートル直径450~480メートルなのを理解できていないと慌てずに落ち着いて撮るなんて無理ですね。
尺玉と二尺玉や三尺玉を同じフレーミングのままでは完全にはみ出してしまいます。
ちなみに、三尺玉では打ち上げ高さ地上600メートル、なんと世界最大四尺玉は打ち上げ高さ地上800メートルになります、この高さをイメージ出来ますか?
余談ですが四尺玉は非常に高く打ち上げる為に天候次第では、「雨雲の上で開くため観客席から見れませんが爆発の轟音をお楽しみ下さい」 というアナウンスが実際にあったという…もの凄いですねぇ!
だったら地上400メートルで開けばいいじゃん…花火の直径800メートル丸くキレイに開きますよ…と思うのは私だけ?(笑)
さて、話を雲台に戻しますが、花火の発射音または発射筒から出る閃光を合図にファインダーを覗きながら花火の曳光を追っかけてカメラを動かして上昇しきって開花する位置にフレームを合わせる事が多い訳ですが…
とうぜん三脚の上下左右の固定ネジを緩めておいて位置が決まった瞬間に固定してシャッターを押す事になります。
出来れば三脚の雲台を素早く緩めたり固定したりをひとつのネジで出来る「自由雲台」が欲しいとこです。
ただし「自由雲台」は撮影位置が一定でない場合の対応には優れる反面きっちり水平で撮影する事が苦手ですからどちらかを犠牲にするしかないでしょうね。
初心者なら「自由雲台」で撮っておいて、PCに取り込んでからレタッチソフトで水平に直すのが最良の策だと思います。
写真マニア達が自慢する、ノートリ!一発撮り!は数年先の練習課題ということで…(笑)
■ 黒紙 or 黒布
一枚の写真で夜景と花火をバランス良く撮るのは至難の業です。
夜景の適正露光と花火の適正露光が都合よくバランスとれてるなんて滅多にありません。
昔のフィルムカメラなら一枚に多重露光で片方ずつシャッター押すなり、黒紙や黒布で遮光して別々に撮影する事が出来ましたが、今のデジカメではノイズの関係で不可能なため別々に2枚以上撮って後でフォトショなどを使って合成するというのが最も簡単な手段です。
私も合成に初めて挑戦しようと今回の熱海海上花火大会の撮影ではそれを意識して撮影してみました。
残念ながら打ち上げ直前に襲ってきた前代未聞の暴風雨に泣かされ、まともな花火は一枚も撮れませんでした。
到着後に場所取りを済ませた後は海へ行き晴れたり曇ったりの快適なシュノーケリング日和だったのになぁ、花火の最適な撮影場所って予測が非常に難しいです、今回の撮影は散々な目に遭っちゃいました(笑)
■ フィルター
ND フィルターの2番や4番を使うチャンスも必ずあるにはあるのですが、
ここを読んで勉強してるほどの初心者なら持って行っても使う余裕ありっこないので説明を省きます!

 

撮影後の現像あーだこーだと手前味噌な話…

■ 画像処理
帰宅後にパソコンへ取り込んだらレタッチソフトの出番です!
代表的なのはフォトショップエレメント、最新版は PHOTOSHOP ELEMENTS 6 です。
日常会話にも 「この写真フォトショした?」 なんて使われるほど写真愛好家なら一人一個必需品でしょうね。
PRO用の PHOTOSHOP は高嶺の花でも、PCやペンタブレットにバンドルされてる機能限定の無料版や、OEMの廉価版でも私程度のレタッチ初心者には十分役に立ってますよ。
まだ使ったことの無い人がこれから覚えようとしてるなら 「一週間でマスター」 なんて本と一緒に買ったほうが便利な機能を早く修得できますよ。
私は実際の見たままに花火をファインダー内にいっぱい入れた自然な一発撮りの写真を撮り続けていました。
しかし、最近気になったので、プロは花火をどうやって写すのかな?と調べると意外と多かったのが花火と背景を別々に撮影して、後からPCで合成されています。
私も今年になって初めて別々に撮る方法を試すべく、先日の熱海海上花火大会に行きましたが、初挑戦は雨が降ってくるし風も最悪状態で今まで経験したこともないほどの悲惨な環境で花火はまともなのが一枚も撮れず残念!
花火大会前夜の夜景だけは沢山撮影できたんですが…これ、どうしよう?

 

あんな物やこんな物まで余計なお世話かも…

■ メモリー
花火大会の規模や撮り方で変わりますが目安としてデジタル画像200枚分程度もあれば十分でしょう。
■ バッテリー
液晶モニターでチェックする事が多く電池の消耗が急速です。
打ち上げ直前の試し撮りしたり、それを消去したりいろいろと無駄に消費するものです。
予備も十分に用意しましょう。
■ プログラム
晴海や豊洲なら大会本部、以前は入場券もってなくてももらえたのですが…
諏訪など温泉なら観光案内所などで手に入れてじっくり作戦練ります。
最近はインターネット上でPDF形式のダウンロード配布をするとこが多くなりました。
待ち時間が楽しくなる必須アイテムです、是非もらっておきましょう。
■ ラジオ
熱海はFM放送で実況解説するはずでしたが先日は「南側の観客席に火の粉が落下しています…ご注意下さい」しか放送しなかった。
■ 懐中電灯
必ず使います。
撮影中の絞り設定や電池残量確認もボタンが見えなくて困りました。
その撮影中専用の暗めのLEDミニライトを100均で買っておきましょう。
これなら周りの観客やカメラマンに気兼ねせずに照らせます。
さらに、帰りの片付け時には明るい懐中電灯が欲しいです。
目的に合わせてきっちり準備しましょうね。
予備電池も忘れずにね…
■ 帽子
コンパクトデジタルカメラなら帽子(内側が黒いもの)がひとつあると重宝します。
■ ホッカイロ
冬の花火ではレンズの結露による曇りも怖いです。
徐々に寒さに慣らすのが常套手段だが、レンズをホッカイロで強制的に暖める方法も有効です。
■ 折畳み携帯椅子
もしも三脚を中間の高さで撮影する場合は必要です、中腰の姿勢で撮影するのは厳しすぎますからね。
柵やガードレールにへばりついて撮る場合や、橋上の欄干越しなどがこれに該当します。
■ レジャーシート
敷くのではなく上に掛けて覆う為です…そう!突然の夕立から自分も機材も濡らさない最強アイテムがこれ(爆)
私は2度も助けられました、いずれもほんの10~20分なんですよねぇ。
■ 透明ビニール袋
雨天の強行撮影をするなら必要になるかも?
■ 養生テープ
フォーカスリング固定の必需品!
■ コンビニのレジ袋
待機中のカメラに被せて不意の落下物に備えようね…
ただし日中は強い陽射しで高温になる事もありそんな時は厳禁!
■ 折畳み傘
日中がピーカンで青空の暑い日ほど夕立の確率が高くなります。
こんな良いお天気の日はぜったいに傘なんて持ち歩きませんよね?
降出したら女の子にサッと差し出す…もてたい男の必勝グッズ!
■ ポケムヒ (携帯用ミニサイズ)
夏の夜の必需品…蚊の対策も忘れずに!
■ 虫除けスプレー
100均で2~3個買っとくべし、もちろんあげるために…ふっ(笑)

 

CANON EOS Kiss DN を使ってみて、ひとりごと…

■ 落とし穴 1
CANON EOS Kiss DN に限らないと思うが、
夜の撮影でピント合わせをオートフォーカス(AF)からマニュアルフォーカス(MF)に切り替えるとフォーカスリングが軽すぎて驚く!
簡単にズレてしまうので、待機中の明るいうちにピント合わせを済ませてガムテープ(必ず微粘着の養生テープを持参する)でがっちり固定してしまう事にしている。
■ 落とし穴 2
レンズの無限遠のピント位置がフォーカスリングの回しきりの位置ではなく少し戻したところにあるため、最初の頃は知らずに大失敗した!
昔のレンズなら無限遠は∞マークに合わせれば良かったのだが…
最近のデジカメではマニュアルフォーカス(MF)を使う機会が稀なので、この際きちんと練習しておくべし、改めて学習中なんです!
■ 落とし穴 3
レリーズロック… ちょっと指の動きがズレただけで…
まったく厄介な位置についてる!
うっかりロックしてしまって困る事がしばしば発生する。
分離したボタンだと良かった。
■ 落とし穴 4
タイムラグ… 日中の普段の撮影とはずいぶん勝手が違うもんだ!
30秒以上のバルブ撮影ではシャッターを開けてた時間と同じだけノイズ除去の処理時間が掛かるそうだ。
EOS でもコンパクトデジカメ時代の癖で長時間露光のまま帽子で遮光して多重露光モドキの裏ワザを使ってみたが次のシャッターが押せずに困ったので何度かで諦めてしまった。
普通に夜景やパーティーを撮る限りでは噂と違って驚くほど早い!ほんの瞬きする間には次の撮影がOKなのだ。
工場出荷時状態の精細な画像サイズで記録する必要が無いので、私は購入後ずっと、撮影画質を落とし、撮影サイズを落としてるせいもあるのかも知れないが、銀塩フィルム時代のカメラと比較しても俊敏性では全く違いを感じていない。
今ではフィルム交換の煩わしさの無いデジカメのほうが使い易いと感じているくらいだ。
まぁ初めてのデジタル一眼レフカメラ…楽しくてしょうがない…痘痕も笑窪に見えるってかぁ(笑)
■ 節電不要…
カメラ本体の電源は切らないこと、60~300秒程度でスタンバイに入るように設定しておく、秒数はその日の気分で…(笑)
起動時間は、Kiss D の約2.8秒から、Kiss DN の約0.2秒へ改善されたがスタンバイからの瞬速の復帰が安心。
節電のつもりでカメラ本体の電源を切ると設定リセットされるのが怖いから絶対やらない。
花火大会の全撮影が終了するまで一個の電池でたっぷり余りましたよ。
■ いい話…
CANON EOS Kiss DN ではノイズ除去が ISO100 ではシャッター 30 秒以上で撮影をした時に露光時間と同じ時間だけノイズの低減処理が働くそうだ。
理由は ISO100 で 30 秒以内なら発熱せずノイズ発生が少量なんだとさぁ…
という事は ISO100 でシャッター 29 秒以内はノイズリダクション無しで連続撮影が可能ということ?
覚えといて損しない役立つ情報ですよ~♪
■ いらぬ心配?
いい話と云いつつ心配してる(笑)
連続撮影すれば理論上では発熱して多量にノイズが発生するはずだが?
この場合でも前述のプログラミングが有効でノイズリダクションが働かずにノイズ目立ち過ぎなんて事態が起きるかも…
とくに記載が無くても温度管理システムによる別プログラムが稼動し始めるのだろうか?
こんどキヤノンさんに行った時についでに訊いてみよう…
やたら心配性で疑り深い爺っすよねぇ(笑)
■ 追記
後日、キヤノンさんに確認したところ、「ノイズ処理時間については、ISO100 ~ ISO800 までは同条件です、ISO1600 では 1 秒以上でノイズ処理が働きます」との事でした。
1秒を超えるなら、ISO800 以下が良いかも。
花火の前や後の夜景撮影とか、連続でシャッターを切らなくても大丈夫なときは、ISO1600 を使いたいですね。

Last Updated September 28, 2008


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